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News Pick Up 2012年10月第4週

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「1ヶ月溜めてから更新してみよう」と思ったら、とてもじゃないけどやる気がしないというような量になっており、更新が途絶えていたわけだが、普通に更新を再開したいと思う。

休んでいた間にはSteam Greenlit第2弾の発表、Nyu Mediaローカライズの日本産ゲームがSteamに登場(ただし、リージョンロックで日本からは購入できない)、ロンチを迎えたIndie Game Standは既視感のあるタイトルが多く、あまり振るわないなんて出来事があったのでだけれども、ここではそれらは扱わず、先週キャッチしたニュースについてのみ扱うものとしたい。

ハロウィンに合わせ、各種値引きセールが実施中

ハロウィンになるとホラーテイストのゲームを中心にセールになるというのは、すでに定番になった感があるが、今年もその季節が訪れた。余所でもまとまっていると思うのでバンドル収録でもゲームのみの簡単な紹介に留めておく。
2012年10月30日、同31日、同11月1日追記
2012年10月30日分
Desuraに1タイトル、Steam、GamersGateのハロウィンセールに関する記述を追加
『Three Dead Zed』に関する記述を追加
2012年10月31日分
THE BUNDLE OF THE DAMNEDに新たに加えられた『Legendary』を追記
Desuraに1タイトル追記
2012年11月1日分
Indie Game Standのタイトルが切り替わったので追記
GoGのNot Scary Gamesを追記

※基本的に期間限定のセールなので、気になるタイトルがあれば早めの購入をオススメする

The Halloween Bundle

  • Sam & Max: The Devil's Playhouse (full season)
  • Home
  • Pathologic
  • MacGuffin's Curse
  • EvilQuest

Indie Royale公式サイト
http://www.indieroyale.com/

すでに24回目となるおなじみIndie Royaleから。私は購入を見送ったが、割と小粒なタイトルが並んでいる印象。

THE BUNDLE OF THE DAMNED

  • 『Cryostasis』
  • 『Rijn the Specpyre in... Manor of the Damned!』
  • 『Legendary』 2012年10月31日に追加
  • 『Blinde Side』 $4以上の支払いをした人に提供
  • 『Anna』  $4以上の支払いをした人に提供
  • 『Post Mortem』  $4以上の支払いをした人に提供

Groupees - THE BUNDLE OF THE DAMNED
http://groupees.com/damned

『Cryostasis』と『Anna』目当てに購入したGroupeesの新バンドル。『Anna』は1時間ほどプレイしたのだが、トレーラーで観たとおり雰囲気はとてもいいのだが、操作性の悪さと謎解きの難解さ(不親切さ)が足を引っ張っているかな、といった感想。できればクリアしたいのだが。

Desura

  • 『Three Dead Zed』 70%OFFで$1.49
  • 『Amnesia: The Dark Descent』 75%OFFで$4.99
  • 『Metal Dead』 80%OFFで$0.99
  • 『Rijn the Specpyre in... Manor of the Damned!』 50%OFFで$1.99
  • 『Haunted Dreams』  70%OFFで$1.49
  • 『Paranormal』 50%OFFで$4.99

The Humble Indie Bundleに収録されたこともあるとはいえ、評価、人気ともに高い『Amnesia: The Dark Descent』は安心してオススメできるタイトルだと思う。ちなみに『Three Dead Zed』は先日アップデートが入ってEnhanced Editionになっており、GamersGateやIndievaniaでも同様のセール価格で販売中。

Desura公式サイト -セールページ
http://www.desura.com/games#sale

Indie Game Stand

  • 『Deadly 30』
  • 『Zombies』

ほぼ完全なPay What You Want方式を採用しているのIndie Game Standより、サバイバル横スクロールシューター『Deadly 30』がお目見え。溢れかえるゾンビを撃退しながらお金(ネジなどの金屑)を集め、装備と拠点を守るタレットなどの建造物を強化しながら最終日の30日後まで耐えぬく。春先のセールで購入してプレイしたのだが、単純なゾンビ撃ちゲーながらなかなかおもしろい。ただ、ゾンビが多数襲来する夜間パートはとにかく動作が重くなるというのが大きな欠点。

2012年11月1日より同じくゾンビものシューター『Zombies』に切り替え。こちらは斜め見下ろし視点を採用している。ステージ中のオブジェクトを壊しまくれるのが最大の特徴で、派手めな効果音が爽快感を倍加させてくれる。

Indie Game Stand公式サイト
https://indiegamestand.com/

Winter Wolves

クーポンコード「HALLOWEEN」を入力することで、Winter Wolves公式サイトで購入するゲームが40%OFFになる。女性キャラが中心となるゲームが多いWinter Wolves、代表作は『Cinder』かな。

Winter Wolves公式サイト
http://www.winterwolves.com/

Steamハロウィンセール

毎年恒例となりつつあるSteamも一足遅れて、ハロウィンセールが開催。タイトル数が多いので、該当タイトルの列挙は省略する。

独立系開発会社だと『Orcs Must Die!』シリーズ、先月リリースしたばかりの『Closure』、8月末リリースと日も浅い『They Bleed Pixels』あたりがめぼしいところなのかな。『Home』や『Anna』のように各種バンドルとかぶっているタイトルもあるので、Steamで単品購入するか、ほかの気になるタイトルとバンドル購入するか検討したほうがお得だろう。

Steam - ハロウィンセール2012
http://store.steampowered.com/sale/halloweensale_2012

GamersGateハロウィンセール

すっかり忘れていたが、GamersGateもハロウィンセール中だった。該当タイトルの列挙はしない。こちらは日替わりのタイトルもある。

GamersGate - HALOWEEN SALE
http://www.gamersgate.com/halloween

『CYPHER: Cyberpunk Text Adventure』HALLOWEEN SALE

カブレラ兄弟が手がける、NEO SUSHI CITYを舞台にしたアドベンチャー『CYPHER: Cyberpunk Text Adventure』がハロウィンセール。テキスト直打ちで進めるという古のゲームスタイルをあえてとった異端の香りがすごくする作品。ここまででなにか感じるものがあった人は公式サイトをチェックしてみるといいだろう。

セールは公式サイトにある特設ページを訪れて、ページ左側にあるベルを押し「best spooky voice(ベルを押すのだからお化けになりきって怖がらせるボイス、のことだろう)」を送りつければいい。すると登録したメールアドレスに『CYPHER: Cyberpunk Text Adventure』Deluxe Version(たぶんDeluxe Collectior's Editionのこと)購入ページへのリンクが送られてくる仕組みのようだ。

これを利用すると、50%OFFで購入できるということなので定価$33.99の半額$16.99で買えるのだと思われる。

「以前もショーン・コネリーの声真似を送ってきたら35%OFF」といった誰得の奇っ怪なキャンペーン*5を行なっており、ユーモアのセンスに溢れたカブレラ兄弟。今後のセールにも注目したい。

*5 もう利用できないと思われるが参考としてショーン・コネリーセールのページを貼っておく
『CYPHER: Cyberpunk Text Adventure』  - ショーン・コネリーセール特設ページ
http://www.cabrerabrothers.com/connery/

『CYPHER: Cyberpunk Text Adventure』 - ハロウィンセール特設ページ
http://www.cabrerabrothers.com/halloween/
『CYPHER: Cyberpunk Text Adventure』 公式サイト
http://www.cabrerabrothers.com/

GoG.com - Not Scary Games

今年の途中からインディーゲーム配信も始めたGoGは、あえての「怖くないゲーム」特集を開始。Amanita Designのポイント・アンド・クリックアドベンチャー『Botanicula』が50%OFFが個人的にはオススメ。The Humble Indie Game Bundleへの収録実績があるものの、$4.99は十分によい価格設定だと思う。

GoG - Not Scary Games
http://www.gog.com/en/promo/halloween_promo_31_10_12
2012年10月30日追記

『Cave Story+』が日本語に公式対応 2012/10/29

Steamのハロウィンセールに合わせて『Cave Story+』がアップデートされ、公式に日本語対応した。

『Cave Story+』は、日本産フリーゲームの金字塔とも言える『洞窟物語』のリメイク版にあたるゲーム。「日本のゲームでありながら日本語が入っていない」ということに多くのユーザーが落胆したのが1年前の11月のことである。リリースからかなり日が経ってしまったとは言え、喜ばしいことではないかと思う。
Steamのストアページに「対応言語:日本語」という記載はないが、
たしかに日本語が載っている
パブリッシャのNICALiSが告知しているとおり、タイトル画面からGame Options > Languageと進んでJapaneseを選択すれば日本語になる。ただし、タイトル画面など一部は英語のままのようだ。とは言え、プレイに支障はないだろう。
また、アップデート後にセーブデータの不具合を指摘している声が少なからずあるようだ。Steamは設定しないかぎり自動アップデートしてしまうが、念のため、起動前にセーブファイル*4をバックアップしておいたほうがいいかもしれない。

*4 セーブファイルは恐らくインストールフォルダにある「Profile.dat」。インストールフォルダはデフォルトなら「C:\Program Files\Steam\steamapps\common\Cave Story+」だと思う。

アップデートは日本語のサポートのほか、マシンガンチャレンジとリーダーボードの追加といったコンテンツの拡充も図られている模様。加えてゲーム本編もハロウィン仕様になっているので、プレイ済みの方も一度チェックしてみてはいかがだろうか。
NICALiSのロゴや最初のデモなど、のっけからハロウィン仕様
いつまでこの仕様が続くのかは不明

なお、『Cave Stroy+』はSteamにてハロウィンセール対象となっており、33%OFFの$6.99で購入できる。

ソース:
NICALiSのTwitterアカウント
https://twitter.com/nicalis
天谷大輔(『洞窟物語』、並びに『Cave Story+』の開発者)のTwitterアカウント
https://twitter.com/amaya_pixel

『The Ship』の続編開発が告知 2012/10/24

『Half-Life』Modからスタートし、スタンドアロン版のリリース、続編となる『Bloody Good Time』の登場、そして事実上のチーム解散*1、『The Ship』のSteamキーばらまきとよくも悪くも話題に事欠かなかった『The Ship』シリーズ。

*1 『The Ship』の買収に関してまとまっている記事があったので貼っておく。

SryTK.COM - The Ship: Murder PartyをBlazing Griffinが買収 - 再”出港”へ
http://www.srytk.com/2011/11/ship-murder-partyblazing-griffin.html

その『The Ship』に続編が登場するようだ。タイトルは『The Ship: Full Steam Ahead』。開発を手がけるのは『The Ship: Murder Party』を買収したBlazing Griffin。開発資金をKickstarterで募る予定のようで、詳細は2012年10月31日に公開予定とのこと。

目標金額は£128,000(およそ$200,000)で*2、Windows版とMac版のマルチプレイヤーモードの開発に充てられる。これには新たなマップや武器を含み、新エンジンによって開発される模様。さらに多くの金額が集まればシングルプレイモードなど、その他のモードの搭載も検討したいと考えているようだ。

*2 2012年10月31日に開始予定のイギリス版Kickstarterでファンディング予定のため、目標金額はポンド建てでの支払いがベースになるようだ。参考としてイギリス版Kickstarterの告知ページを貼っておく。

The Kickstarter Blog - Kickstarter in the UK
http://www.kickstarter.com/blog/kickstarter-in-the-uk

私自身が『The Ship』を知ったときには、すでに過疎の波が押し寄せたあとだった。内容的に好みのゲームなので今後の発表に期待したい。

ソース:
Blazing Griffin - The Ship: Full Steam Ahead - Kickstarter sets sail on 31st October 2012http://blazinggriffin.com/2012/10/the-ship-full-steam-ahead-kickstarter-sets-sail-on-31st-october-2012
Blazing Griffin - Full Steam Ahead gains a rousing welcome
http://blazinggriffin.com/2012/10/full-steam-ahead-gains-a-rousing-welcome

今週の気になるゲー&注目トレーラー

『Atum』

Rock, Paper, Shotgunが「First-Person Platformer-er」と紹介した*3一風変わった2Dプラットフォーマー。「ゲーム内に外部から働きかけることができたらおもしろいだろうな」という、ゲーマーが少なからず未来に抱いている願いを具現化したようなゲームだ。

*3 Rock, Paper, Shotgun - First-Person Platformer-er: Atum
http://www.rockpapershotgun.com/2012/10/26/first-person-platformer-er-atum/

ゲームは2つのキャラクターを操作してプレイする。1人はマリオに相当する主人公キャラクターで、WSAD(カーソルキー)とスペースキーを使って操作する。もう1人はマウスを使って操作するゲーム内のプレイヤーキャラクター(仮に宮本としよう)である。

主人公はマリオと違って特殊な力を何一つ持っていないので、もう1人のキャラクターでサポートしてやる必要がある。例えばドラム缶が道を塞いでいたら、宮本を操作してライターを手に取り、ドラム缶を爆発させてやるといった具合だ。

フリーで公開されているが、Unity製なのでUnityプラグインが必要。クリアまでは30分程度だろう。小品ながらも非常におもしろい試みなので、さらにボリュームアップさせたものをプレイしてみたいと感じた。

ソース:
『Atum』公式サイト
http://atumgame.com/

『ANTIBODY』

マウス操作のみの全方位シューター。操作はマウス操作で狙って左マウスボタンで射撃、右マウスボタンでカーソル方向へブースト(ステップ移動)とシンプルなものになっている。

ブーストは何回でも使えるが、連続使用は3回までで、ブーストの使用回数は自然回復する。敵を回避する方法がブーストしかないため、以下に素早く敵を倒し、安全な場所に移動するかが鍵となる。とにかく敵をひたすら倒すだけの内容だが、アクションが小気味よく気持ちいい。

こちらもUnityプラグイン必須。フリーで公開されている。

ソース:
『ANTIBODY』公式サイト
http://www.circleofjudgement.com/antibody/

『Lovers in a Dangerous Spacetime』

カナダのトロントに拠点を置くAsteroid Baseというデベロッパが開発している2人COOPゲーム。プレイヤーはピンクのネオンカラーをした丸型宇宙船に乗る乗組員となり、襲いかかる脅威を2人で協力して退けるというゲームのようだ。

宇宙船にはタレット、レーザー、シールド、推進器などがついており、プレイヤーが船内を行き来して宇宙船の崩壊を防ぎつつ、敵を撃破していくという内容になっている。2013年リリース予定。

ソース:
『Lovers in a Dangerous Spacetime』公式サイト
http://www.asteroidbase.com/dangerous-spacetime/

『Pinstripe』

オサレ感漂う2Dプラットフォーマー『Coma』の開発者Thomas Brushの新作。詳しい情報が見当たらなかったのでトレーラーのみ貼っておく。『Coma』と同じような方向性のように見えるのだが。

まとめ

久しぶりに書いたらとても時間がかかってしまって紹介したくても紹介してないものもいくつか。とりあえず『Atum』はかなりいい感触なのでプレイしてみてほしい。

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